がん検診
国が推奨する5つのがん検診を、職場や市町村で受けられることをご存じですか?
市町村が実施するがん検診は自己負担額が比較的安く、無料で受けられる市町村もあります。
また、がん検診車(バス)が市町村を巡回しておりますので、お近くの会場で受診できるのが特徴です。
市町村のがん検診について、
こちらまたは各市町村が発行する広報誌で最新情報をご確認ください。
なお、職場の健診には、がん検診が含まれている場合がございますので、職場の健診ご担当者様にご確認ください。
肺がん検診
●検査方法 胸部X線検査
●対象年齢 40歳以上の男女(1年に1回)
胃がん検診
●検査方法 胃部X線検査(バリウム)
または胃内視鏡検査
●対象年齢 胃部X線検査:40歳以上の男女(1年に1回)
胃内視鏡検査:50歳以上の男女(2年に1回)
※当協会では単独での胃内視鏡検査を実施しておりませんので各市町村にお問い合わせください。
大腸がん検診
●検査方法 便潜血2日法検査
●対象年齢 40歳以上の男女(1年に1回)
子宮頸がん検診(女性のみ)ヒトパピローマウイルス(HPV)の子宮頸部への感染が主な原因とされています。
●検査方法 問診、視診、細胞診
(子宮の入り口(頸部)の細胞を採取し、顕微鏡で調べる検査)●対象年齢 20歳以上の女性(2年に1回)
【子宮頸がん検診リーフレット】
《 健康保険の補助 》を利用して受診ができます。 当協会は、職場の定期健診と併せて子宮頸がん検診が受診できます。
詳しくは職場のご担当者様もしくは当協会までお問い合せください。
●協会けんぽ(全国健康保険協会)にご加入の方
子宮頸がん検診単独 970円(税込)※令和6年4月1日時点 対 象:被保険者(ご本人)20歳〜38歳の偶数年齢の女性
●その他の健康保険にご加入の方
ご加入先のホームページ等でお調べいただくか、
当協会までお問い合わせください。
乳がん検診(女性のみ)
●検査方法 マンモグラフィ検査(圧迫板で乳房を挟み、X線で撮影します)
●対象年齢 40歳以上の女性(2年に1回)
※がん検診を希望される方へがん検診には利益(メリット)だけでなく、不利益(デメリット)もあります。
最大の利益は、【がん】を早期に発見することにより命を守ることです。
また、早期治療となれば、身体への負担が少なくて済みます。
不利益としては、がん検診で【がん】が100%見つかるわけではないこと、検査に伴う偶発症や過剰診断が起こりうることなどがあります。
当協会では、以上のことをご考慮いただき、がん検診を受診されるようお勧めしております。
なお、自覚症状のある方につきましては、がん検診を待たず、必ず専門病院にご相談されるようお願いいたします。
「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針(令和3年10月1日一部改正)」参照